リソース

プルーストの作品

Wikimedia Commons のファクシミリに基づく『失われた時を求めて』全文を、専用リーダーでお読みいただけます。

« En réalité, chaque lecteur est quand il lit le propre lecteur de soi-même. L’ouvrage de l’écrivain n’est qu’une espèce d’instrument optique qu’il offre au lecteur afin de lui permettre de discerner ce que sans ce livre il n’eût peut-être pas vu en soi-même. »
Marcel Proust — Le Temps retrouvé(フランス語原文)

大河小説・1913–1927年

À la recherche du temps perdu

1913年から1927年にかけて刊行された全七巻——最後の四巻は没後刊行である。記憶と時間を めぐる一大作品であり、世界文学の頂点の一つと目されている。原本と草稿は 『失われた時を求めて』に捧げられたGallicaの特設ページに集められている。

I

Du côté de chez Swann

グラッセ社・1913年

コンブレー、子供時代、マドレーヌ。スワンのオデットへの恋、そして人格を形作った 「二つの道」の散歩。

オンラインで読む →
II

À l'ombre des jeunes filles en fleurs

NRF社・1919年・ゴンクール賞

語り手の思春期、バルベックでの滞在、そしてアルベルチーヌと乙女たちの一団との出会い。

オンラインで読む →
III

Le Côté de Guermantes

NRF社・1920–1921年

語り手のパリ貴族社会への参入、ゲルマント公爵夫人が主催する晩餐会とサロン。

オンラインで読む →
IV

Sodome et Gomorrhe

NRF社・1921–1922年

「呪われた種族」の啓示、バルベックへの再訪、そして語り手のアルベルチーヌへの 芽生えつつある嫉妬。

オンラインで読む →
V

La Prisonnière

NRF社・1923年・没後刊行

アルベルチーヌはパリで語り手と共に暮らす。強迫的な嫉妬、嘘、そして絶え間ない監視。

オンラインで読む →
VI

Albertine disparue

NRF社・1925年・没後刊行

アルベルチーヌの逃亡と死。長い喪の作業、忘却、そして心の癒し。

オンラインで読む →
VII

Le Temps retrouvé

NRF社・1927年・没後刊行

ゲルマント大公妃邸での朝の午後の会、不随意記憶の啓示、そして語り手の文学的天職の誕生。

オンラインで読む →

その他の著作

生前に刊行された著作

Les Plaisirs et les Jours

カルマン=レヴィ社・1896年

短編小説、散文詩、その他さまざまな作品を収めた作品集——マドレーヌ・ルメール (Madeleine Lemaire)による挿絵、アナトール・フランス(Anatole France)による序文、 レイナルド・アーン(Reynaldo Hahn)によるピアノ曲を伴う。

オンラインで読む →

Pastiches et mélanges

NRF社・1919年

『フィガロ』紙をはじめとする各種定期刊行物に初出した記事を集め、増補したもの。 バルザック(Balzac)、フローベール(Flaubert)、サント=ブーヴ(Sainte-Beuve)、 ミシュレ(Michelet)による有名なパスティーシュ(文体模写)を収録している。

オンラインで読む →

ラスキンの翻訳

プルーストはジョン・ラスキン(John Ruskin)の二つの著作を翻訳し、それ自体が一篇の エッセイと呼べるほどの序文と詳細な注釈を付した——それは彼の芸術・美学における 修業時代を物語る証言である。

La Bible d'Amiens

メルキュール・ド・フランス社・1904年

マルセル・プルーストによる翻訳、注釈、序文。

オンラインで読む →

Sésame et les Lys

メルキュール・ド・フランス社・1906年

マルセル・プルーストによる翻訳、注釈、序文。

オンラインで読む →

没後刊行の著作

Chroniques

NRF社・1927年

各種新聞・定期刊行物に掲載された記事および時評。

オンラインで読む →

Jean Santeuil

ガリマール社・1952年

未完の小説であり、草稿の中から発見された『失われた時を求めて』の初期の素描。 草稿はGallicaで閲覧可能である。

草稿を見る →

Contre Sainte-Beuve

ガリマール社・1954年

1908年から1909年にかけて書かれた、サント=ブーヴ(Sainte-Beuve)の批評方法をめぐる エッセイ。ノートはGallicaで閲覧可能である。

ノートを見る →

BnF・Gallica

プルースト・デジタルコレクション

マルセル・プルーストの手稿——ノート、草稿、タイプ原稿、校正刷り——のほぼ全てが フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France)に所蔵され、Gallicaにて無償公開 されている。

この類まれなコレクションにより、最初期の素描から校正刷りにおける最終的な修正に至るまで、 作品の生成過程をたどることができる。プルーストの作品に捧げられたGallicaの特設ページは、 体系立てられ注釈の付された入り口を提供している。

Gallicaでコレクションを見る →